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ご相談者様

年齢層:60歳代

性 別:女性

地 域:北海道虻田郡

傷病名:黄斑ジストロフィー(スタルガルト病)

結 果:障害厚生年金3級

簡単な病歴

50歳代の半ばから視力の低下があり、仕事に支障をきたし始めた。

眼科に受診したところ「黄斑部変性症」と診断された。同時に、医師から有効な治療方法はないことを説明されたため、受診をやめた。

日に日に視力は悪化し視野も欠損し始めたため、長年続けた仕事も退職を余儀なくされた。

さらなる悪化により日常生活への支障が大きくなったため、医療機関に受診したところ「黄斑ジストロフィー(スタルガルト病)」と診断された。

現在も治療を継続しているが、視力低下・視野欠損ともに著しい悪化を続け、現在は文字を読んだり物を認識したりするのも難しい状態となっている。

ご相談から請求まで

ご本人様から電話でご相談いただきました。

委任状をご用意いただき保険料納付要件に問題ないことを確認。

本人の記憶を頼りに初診だと思われる医療機関Aから証明書類を取得。しかし、その書類の記載内容からそれ以前に受診していた医療機関Bが判明したため、再度証明書類を取得。

取得し直した証明書類の内容を現在の主治医に見て頂いたところ、現在の傷病名とは因果関係がないことが分かったため、医療機関Aを初診医療機関として請求することに決まりました。

その後、現在の主治医に診断書を作成を依頼。

この間に並行して、病歴就労状況等申立書を作成。

(病歴就労状況等申立書の内容をご本人様に確認いただく際には、タブレット端末にデータを送信し、拡大しながら見て頂きました。※電話で読み上げてチェック頂く形だと齟齬が生まれそうだったため。)

1か月ほどして診断書を入手出来たため、年金事務所に請求書類を提出しました。

相談から受給までに要した時間

初診日の証明書類取得に1か月+診断書を作成頂く期間に1か月

請求の結果

障害厚生年金3級と認められ、年間およそ60万円の受給が決まりました。

この事例について

初診日証明で時間がかかった事例でした。

ご本人様の記憶を頼りに医療機関Aで初診日の証明書類を取得してみたところ「以前、医療機関Bの眼科で検査」という記載があったため、医療機関Bで初診日の証明書類を取り直すことに。

しかし、医療機関Bの書類の記載内容を主治医に見て頂いたところ、現在の傷病名とは因果関係が無いことがわかり、結局は医療機関Aが初診となりました。

 

ただ、きちんと考えると非常に怖い事例。

今回は医療機関Bにカルテが残っており証明書を取得できたおかげで、その記載内容から医療機関Bでの受診は現在の傷病名とは因果関係がないことがわかり、医療機関Aが正式な初診であることを証明できました。

でも、もし医療機関Bのカルテがすでに廃棄されていて証明書類を取得できず、主治医に医療機関Bと現在の傷病名との因果関係の判断をしていただく事が出来なければ、医療機関Bの初診日を証明できないことを理由に不支給にされていた可能性もあったのです。

医療機関Bにカルテが残っていて本当に良かった。おかげで無事に年金が支給され、ご本人様にも喜んで頂けました。

最後に

こちらの事例をお読みいただき、「自分の場合はどうだろうか?」と思われた方は是非一度、北海道障害年金相談センターにご相談ください。

ご来所頂かず、郵送とメール・電話・チャットツールでのやりとりのみで、手続きを進めることも可能です。

初回相談は無料です。お気軽にご相談ください。

北海道障害年金相談センター

初回の相談は無料です。お気軽にご相談ください。

電話でのお問い合わせはこちらメールでのお問い合わせはこちら

執筆者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区で北海道障害年金相談センター開設。(TAMA社労士事務所開業)

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。

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