ご相談者様

年齢層:30歳代

性 別:男性

地 域:札幌市

傷病名:痙性対麻痺

 

簡単な病歴

出生時には異常所見が見られず、小学生までは健康に成長を続けた。

しかし、中学生の頃から歩きにくさを感じ、スポーツをしていても足が思うように動かない感じであった。

成長に併せて徐々に歩きにくさが増していった。

足が上がりにくくなり、段差で躓きやすくなっていた。

20歳を過ぎた頃には、日常生活を送る中でよく転倒するまでになっていた。

20代後半になり、いよいよ歩行が困難になったため医療機関に受診。

「痙性対麻痺」と診断され、治療を開始。

しかし、症状は悪化を続け、30代になる頃には杖がないと歩けない状態となり、就ける仕事にも制限が出始めた。

現在まで、日に日に悪化を続けており、現在は車椅子を使用している。(現在、1級への額改定請求を行っております。)

 

ご相談から請求まで

ご本人様からお電話にてご相談いただきました。

相当な歩行困難の状態の中、大変な苦労をしてご来所いただいたことを記憶しています。

即日、保険料納付要件が満たせていることを確認し、初診の医療機関探しを開始しました。

初診日の特定をする上で、壁にぶつかりました。

本人が初診と考えていた医療機関の書類に「〇〇病院より紹介」と記載が見つかり、〇〇病院から取得し直すことに。

   ↓

取得した〇〇病院の書類に「中学生の時に地元の◇◇病院に受診」の記載。◇◇病院のカルテは廃棄済み…。

(どう壁を乗り越えたかは下記「この事例の特徴」をご覧ください。)

 

この壁を乗り越え、〇〇病院を初診日として手続きを進めることに決定。

その後、現在の主治医に診断書を作成を依頼。

診断書ができるまでの間に、病歴就労状況等申立書を作成。

病歴就労状況等申立書とは別に、ご相談者様の生活状況等を詳しく書いた書類を独自に作成の上、年金事務所に提出しました。

 

相談から請求までに要した時間

診断書作成期間(3か月)+1か月程度でした。

 

請求の結果

障害厚生年金2級と認められ、年間およそ150万円の受給が決まりました。

 

この事例の特徴

「痙性対麻痺」と診断をされたのは20歳以降。しかし、実際には中学生の頃に1度同じ症状で医療機関に受診されていました。

本来の初診日はその時の受診となるため、念のために確認しましたが、カルテは残っていませんでした。

そこで、ご本人様から再度詳細にヒアリングを行ったところ、以下のことがわかりました。

①中学校の時の受診以降20代後半に再受診するまで、同じ症状での受診歴がないこと。

②高校生の時にスポーツ系の部活動に打ち込んだこと。

③就職後、厚生年金に加入してバリバリ仕事をしていたこと。

これら①〜③の期間が10年以上あることから「社会的治癒」であることを主張し、無事に20歳到達後の受診が初診日として認められました。

 

最後に

こちらの事例をお読みいただき、「自分の場合はどうだろうか?」と思われた方は是非一度、北海道障害年金相談センターにご相談ください。

ご体調に合わせて、郵送とメール(ときどき電話)でのやりとりのみで、手続きを代行することも可能です。

初回相談は無料です。お気軽にご相談ください。

北海道障害年金相談センター

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※病院同行や年金事務所での手続き等による外出が多いため、メールでのお問い合わせがオススメです。

執筆者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区で北海道障害年金相談センター開設。(TAMA社労士事務所開業)

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。

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