診断書を記載する医師

ご相談者様

年齢層:20歳代

性 別:男性

地 域:札幌市

傷病名:高次脳機能障害

 

簡単な病歴

深夜、友人の家から自転車で家路についた。

いつもの慣れた道を走行中、ハンドル操作を誤り車道にはみ出したところで自動車と接触。

意識を失ったまま医療機関に救急搬送された。

意識を取り戻した時には病院のベッド上にいた。幸い身体機能には障害は残らなかった。

しかし、思考がうまく出来ず、何事に対しても興味が持てなくなってしまったことから、何もせずにとにかくぼーっとして一日を過ごすようになった。

現在も、食事の準備や掃除など身の周りのことは自身ではできず、同居する家族に頼って生活を送っている。

 

ご相談から請求まで

お母様からお電話で相談を頂きました。

ご来所いただき、治療歴や生活状況をヒアリングさせて頂きました。

すぐに保険料納付要件が問題ないことを確認し、初診から現在まで継続して治療を受けている医療機関に診断書作成を依頼。

診断書を作成頂いている期間に病歴就労状況等申立書を作成。

完成した診断書の情報から病歴就労状況等申立書に加筆を行った上で、年金事務所に提出しました。

 

相談から請求までに要した時間

診断書の作成期間(1か月)+1週間程度でした。

 

請求の結果

障害基礎年金(2級/年間およそ78万円)の受給が決まりました。

 

この事例の特徴

交通事故案件は第三者行為障害として扱われます。

そのため、生活保障を事由とする損害賠償を受けている場合には、障害年金との調整が行われます。

(生活補償の損害賠償額が障害年金より高額である場合、初診日から起算して最大36カ月間(※1)障害年金が停止となります。支給停止期間は損害賠償額によって長さが決まります。)

こちらの事例の方も生活保障の損害賠償を受けていましたので、受給後1年6か月間は支給が停止されることになりました。

※1 停止期間の計算には、初診から障害年金を申請できるまでの1年6か月間(18カ月)も含みます。そのため、この事例の方の停止期間は1年6か月となります。

支給停止期間が生じる可能性に関しては、最初の相談の際にしっかり説明させて頂きます。

但し、支給停止の月数を正確に計算することは難しいため、「〇か月、年金が停まります」と明言できない点を予めご理解頂けますと幸いです。

 

最後に

こちらの事例をお読みいただき、「自分の場合はどうだろうか?」「初診の医療機関がわからない。一緒に探して欲しい」と思われた方は是非一度、TAMA社労士事務所にご相談ください。

初回のご相談は無料です。

また、着手金1万円、医療機関に支払う診断書等の作成料(実費)、住民票等の取得料金(実費)以外はご相談者様が障害年金を受給できた場合のみ料金が発生する形になっています。

安心してご相談ください。

初回の相談は無料です。ご予約おまちして。

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執筆者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。

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