ご相談者様

年齢層:20歳代

性 別:男性

地 域:道央地域

傷病名:自閉スペクトラム症

結 果:障害基礎年2級

簡単な病歴

幼少期より落ち着きが無く、両親が目を離すと道路に飛び出しそうになっていたり、高い場所から落ちそうになっていたりと、両親の見守りが常に必要な状態であった。

心配に感じた母親に連れられて医療機関に受診。「広汎性発達障害」と診断され、定期受診をすることになった。

小学校入学時は普通学級に在籍したが、席に座っていることができないことから途中で特別支援学級に移ることになった。

以降、支援学級の先生とマンツーマンで小中学校の時期を過ごした。

その後、高等支援学校に進学し卒業。

卒業後は就労移行支援事業所に通所をし、現在は就職に向けて訓練を継続中。

ご相談から請求まで

お母様がご来所されました。「自分で申請手続きをしようと動いてみたものの時間だけが過ぎて行ってしまった…」とのことでご依頼頂きました。

初診から現在までずっと同じ医療機関に受診されていたため、現在の主治医に診断書の作成を依頼。

診断書を作成頂いている間に、お母様から0歳からの生育歴・治療歴・生活上のお困りごとをお聞きして病歴就労状況等申立書を作成。

また、ご本人様からも生活上で困っていることや現在の課題などをお聞きして書類にまとめました。

出来上がった診断書がタイミングで書類一式を年金事務所に提出しました。

相談から請求までに要した時間

診断書を作成頂いている期間(1.5か月)

  +

その他1週間程度

請求の結果

障害基礎年金2級と認められ、年間およそ78万円の受給が決まりました。

(審査期間は約2.5か月でした。)

最後に

自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)、限局性学習症(LD)、広汎性発達障害で障害年金の申請を検討されている方で、ご自身で行うことにご不安をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度TAMA社労士事務所にご相談ください。

障害年金の申請に関するご相談は初回無料です。お気軽にご相談頂けましたら幸いです。

執筆者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が就職先の会社でハラスメント・給与未払い等の仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

障がいをお持ちの方の支援をされている方々向けの勉強会「明日誰かに教えてほしい障害年金のおはなし」や障害年金出張相談会を積極的に行っていますので、ご要望がございましたらご連絡ください。

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