もくじ
ご相談者様
年齢層:50歳代
性 別:女性
地 域:札幌市
傷病名:悪性関節リウマチ
結 果:障害基礎年2級
簡単な病歴
10年ほど前、手足に突然強い痛みが生じるようになり、近くの医療機関に受診。「変形性関節症」と診断され治療を開始。
しかし、痛みは消えず、日を追うごとに手に力が入らなくなり物をよく落とすようになった。ペットボトルの蓋を開けることすらできなくなり、その姿を見た友人の勧めでリウマチ科の病院に受診。「関節リウマチ」と診断された。
以降、治療を継続したが、症状の悪化を抑えられず、歩行時には杖を手放せなくなった。
一時的に要介護状態になる等、生活に大きな支障が生じていた。
数年前に受けた検査の結果、「悪性関節リウマチ」と診断され、現在も治療を継続している。
1年ほど前にご自身で障害年金の請求を行ったが不支給となってしまったため、当事務所にご相談下さりました。
ご相談から請求まで
ご本人様からご連絡を頂き、当事務所で初回面談を行いました。
一度不支給になった経緯があったため過去の申請書類の写しを取り寄せてもらって拝見するとともに、ご本人様から治療歴などをお聞かせ頂き、障害年金が支給される可能性があると判断したため、一緒にお手続きをさせて頂くことになりました。
初診日証明は過去の申請で使用したものを再利用する方法で行うことにしました。
現在通院中の医療機関に診断書を作成して頂き、並行して病歴就労状況等申立書を作成しました。
病歴就労状況等申立書には過去の申請の際にご本人が書かずにいたことも書き加え、可能な限りご本人の生活実態やこれまでの苦労が審査してくれる人に伝わるように心掛けました。
完成した診断書が届いたタイミングで年金事務所に書類一式を提出しました。
相談から請求までに要した時間
前回申請時の請求書類の取り寄せ(1.5か月)
+
診断書の作成期間(1か月)
+
その他2週間程度
請求の結果
障害基礎年金2級と認められ、年間およそ80万円(令和6年度の年金額)の受給が決まりました。
(審査期間は約3.5か月でした。)
こちらの事例について
本事例のご相談者様は過去に1度ご自身で請求手続きを行い、不支給という結果になっていました。
病歴就労状況等申立書の内容を見ると、ご本人の生活実態や生活上のご苦労があまり書かれていなかったため、実態をきちんと伝えることで結果が変わる可能性があると考えました。
ご本人にお聞きすると、長年病気と付き合ってきたことから、日々のご苦労も”当たり前”になり不便とは感じなくなっていたため、書類には書かなかったとのことでした。
関節リウマチになる前と比べて「できなくなってしまったこと」「できるけど不便になってしまったこと」「できるけど時間がかかるようになってしまったこと」等々をお聞かせ頂きながら書類作成を進め、無事にご本人の生活実態を審査側に伝えることが出来たのではないかと感じています。
障害年金の申請上、客観的資料である診断書だけでなく、ご本人が作成する病歴就労状況等申立書も生活実態を審査側に伝える上でとても大事な資料だと考えています。
当事務所にご依頼を頂きました場合には、病歴就労状況等申立書の作成をお手伝いしております。(ご本人から情報をお聞かせ頂き、作文を当方で行います。)
ご自身での申請にご不安をお持ちの方、ご自身で申請をしたけれど不支給になってしまった方など、お気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
障害年金に関するご相談・申請代行を承っております。 お電話・メールによる初回のご相談は無料です。 |
運営者プロフィール 玉置 伸哉(社会保険労務士) 1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。 アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。 札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。 2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。 2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。 障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。 北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。 また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。 詳しいプロフィールはこちら |