痛い

ご相談者様

年齢層:50歳代

性 別:女性

地 域:札幌市

傷病名:線維筋痛症

結 果:障害基礎年金2級

簡単な病歴

10年ほど前、頭部を壁にぶつけたことをきっかけに首や肩に強い痛みが生じるようになった。

この際には、整形外科で湿布と鎮痛薬を処方してもらい終診。

しかし、年を追うごとに痛みが生じる箇所が徐々に拡がっていき、その都度整形外科に受診をして痛み止めを処方してもらっていた。

8年ほどが経過した頃に、かかりつけの内科で「線維筋痛症の疑い」と診断され、専門医を紹介してもらった。

専門医に受診をしたところ、「線維筋痛症」と確定診断された。

現在は全身に拡がってしまった疼痛を抱えながら、家族のサポートのもとで自宅療養を継続している。

ご相談から請求まで

ご本人様からメールでご相談を頂きました。

上記のような治療歴を辿っており、どの時点での受診が初診日になるかの判断が難しかったため、まずは頭部をぶつけて首や肩の痛みが発生した際の受診を初診日として申請を組み立てていくことにしました。

初診日を証明するために受診状況等証明書を取得。

その後、現在の医療機関に診断書の作成を依頼しました。

医療機関に書類を作成頂いている間に、病歴就労状況等証明書を作成。

診断書が届き次第、年金事務所に書類一式を提出しました。

相談から結果が出るまでに要した時間

初診の証明書類の作成期間(1週間)

  +

診断書の作成期間(1か月)

  +

提出後の審査期間3カ月

請求の結果

障害基礎年金2級

こちらの事例について

当初、初診日は「線維筋痛症の疑い」と医師から告げられた日になるのではないか、と予想をしておりましたが、最終的には頭部をぶつけて首や肩に痛みが生じた日が初診日になりました。

線維筋痛症については、疼痛が生じてから診断に至るまでに時間がかかること、どの時点の疼痛から「線維筋痛症によるもの」と判断されるかが読みにくいこと等から初診日の特定に苦労するケースが多いと感じています。

疼痛が生じた時点から確定診断までの間に国民年金加入期間と厚生年金加入期間が混在している場合、初診日によって障害基礎年金の対象なのか障害厚生年金の対象なのかが変わってきます。受給金額などにも差が出ますので、初診日の特定は慎重に行う必要があります。

 

線維筋痛症の治療中の方で、もしも初診日のことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、当事務所でお力添えできる可能性も少なからずあるのではないかと考えています。

初回の相談は無料で行っております。また、有償ではありますが手続きのお手伝いも行っております。

ご検討頂けましたら幸いです。

電話で相談するメールで相談する

運営者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。

詳しいプロフィールはこちら