ご相談者様

年齢層:40歳代

性 別:男性

地 域:道央地域

傷病名:限局性学習症、うつ病

結 果:障害厚生年金3級

簡単な病歴

幼少期より文字を覚えることや計算が苦手で、小学校の早い段階で授業に遅れを取るようになった。

漢字は読めず教科書はすべてフリガナを振ってもらっていた。

また、自身の名前や住所を覚えること・漢字で書くことが出来ず、非常に苦労した。

理解をしてくれる人、手を差し伸べてくれる人がいない中で、どうにか高校を卒業し就職。

様々な職種を短期間で転々とし、時にはパワーハラスメントを受ける等苦労が多かった。

30代後半で非常に過酷な仕事に就き、心身の調子を崩し精神科へ受診。

「うつ病」と診断され治療を開始。後に検査を勧められ受けたところ「限局性学習症(LD)」と診断された。

医師の勧めで仕事を辞め、就労移行支援事業所の利用を開始。現在、就職に向け活動中。

ご相談から請求まで

ご本人様がご来所されました。

「自分で申請手続きをしようにも制度説明の書類が読めない。申請書類も書けない。…」とのことでご依頼頂きました。

初診の医療機関から受診状況等証明書を取得。

作成頂いている期間に、0歳からの生育歴や治療歴、職歴、その他エピソード等をお聞かせ頂き、病歴就労状況等申立書を作成。併せて、現在の生活の中で困っていることや苦労する場面をお聞きし書類にまとめました。

受診状況等証明書が出来上がったタイミングで、現在の主治医に診断書の作成を依頼。

出来上がった診断書がタイミングで書類一式を年金事務所に提出しました。

相談から請求までに要した時間

受診状況等証明書を作成頂いている期間(3週間)

  +

診断書を作成頂いている期間(1.5か月)

  +

その他1週間程度

請求の結果

障害厚生年金3級と認められ、年間およそ58万円の受給が決まりました。

(審査期間は約2か月でした。)

最後に

限局性学習症(LD)や自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動症(ADHD)で障害年金の申請を検討されている方で、ご自身で行うことにご不安をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度TAMA社労士事務所にご相談ください。

障害年金の申請に関するご相談は初回無料です。お気軽にご相談頂けましたら幸いです。

執筆者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が就職先の会社でハラスメント・給与未払い等の仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

障がいをお持ちの方の支援をされている方々向けの勉強会「明日誰かに教えてほしい障害年金のおはなし」や障害年金出張相談会を積極的に行っていますので、ご要望がございましたらご連絡ください。

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