もくじ
ご相談者様
年齢層:30歳代
性 別:女性
地 域:非公表
傷病名:線維筋痛症
結 果:障害厚生年金2級
簡単な病歴
ある日の仕事中、腰部に強い痛みが生じ、歩くこともままならない状態となった。
医療機関に受診して検査を受けた結果、原因は特定されなかった。
一時的なものかも知れないと考え、これまで通りの生活を送ろうとしたが、痛みが日に日に強くなり生活に支障を与えていった。仕事を欠勤せざる得ない日も増え、寝たきりとなる日もあった。
原因を特定したいと考えて医療機関を転々としたが、なかなか原因は分からないままであった。
年月が経つたびに痛みは増し、遂には仕事を辞めざるを得ない状態となった。
退職後はしばらく自宅療養をし、1年ほど経った頃に短時間の仕事を開始。
しかし、就職後すぐに腰部のみであった痛みが背中や脚に拡がり始め、再度仕事ができない状態となった。
仕事を退職し再び自宅療養をする中で自身で色々と調べ「線維筋痛症」を知り、専門医に受診したところ確定診断を受けた。
現在は全身に拡がってしまった疼痛を抱えながら、家族のサポートのもとで自宅療養を継続している。
ご相談から請求まで
ご本人様からメールでご相談を頂きました。
上記のように「線維筋痛症」の確定診断に至るまでに多くの医療機関を転々とされており、どの時点での受診が初診日になるかの判断が難しかったため、まずは純粋に腰部の痛みが発生した際の受診を初診日として申請を組み立てていくことにしました。
初診日を証明するために受診状況等証明書を取得。
その後、現在の医療機関に診断書の作成を依頼しました。
医療機関に書類を作成頂いている間に、病歴就労状況等証明書を作成。
診断書が届き次第、年金事務所に書類一式を提出しました。
相談から結果が出るまでに要した時間
初診の証明書類の作成期間(3週間)
+
診断書の作成期間(1か月)
+
その他2週間程度
+
審査期間6カ月
請求の結果
障害厚生年金2級(さかのぼり3級)
こちらの事例について
こちらの事例では、こちらから申し立てた初診日(腰部痛の初診日)は線維筋痛症の初診日としては認められませんでした。しかしながら、初診日を認めない旨の通知を受けた以降も追加資料を提出しながら初診日の特定を進めていきました。結果、医療機関を転々していた時期のうちの、とある受診日が初診日として認定されるに至りました。
線維筋痛症は確定診断を受けるまでに医療機関を転々とされる方も少なくないため、初診日の特定が難しい疾患だと感じています。
もしも初診日のことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、当事務所でお力添えできる可能性も少なからずあるのではないかと考えています。
初回の相談は無料で行っております。また、有償ではありますが手続きのお手伝いも行っております。
ご検討頂けましたら幸いです。
運営者プロフィール 玉置 伸哉(社会保険労務士) 1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。 アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。 札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。 2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。 2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。 障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。 北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。 また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。 詳しいプロフィールはこちら |