がん・ピンクリボン

ご相談者様

年齢層:50歳代

性 別:女性

地 域:札幌市

傷病名:乳がん(骨転移を伴う)

結 果:障害厚生年金3級

簡単な病歴

乳がん検診で異常所見が見つかったため、医療機関に受診したところ「乳がん」と診断された。

後日、入院をして切除手術を受けた。

 

手術後は仕事を休職して治療に専念。

3ヶ月ほど療養をした後、就労時間を減らす形で復職した。

再発は無く、少しずつ体力が回復していったため、就労時間も徐々に増やしていくことが出来た。

しかし、4年後に骨への転移が分かり抗がん剤治療を開始。

がんによる症状と治療による副作用を抱えながら、仕事(現在はフルタイム勤務)と治療を両立する日々を送っている。

ご相談から請求まで

ご本人様からご相談を頂きました。

治療と仕事を両立する日々を送っており、自身で手続を行うことは難しいとのことでご依頼を頂きました。

すぐに初診の医療機関に初診日の証明書類を取得。

その後、現在の主治医に診断書(現在分および遡り請求分の計2枚)の作成を依頼。

診断書を作成して頂いている間に、病歴就労状況等申立書を作成。

診断書が出来上がったタイミングで、書類一式を年金事務所に提出しました。

相談から請求までに要した時間

初診の証明書類の作成期間(1週間)

  +

診断書の作成期間(1か月)

  +

その他2週間程度

(病歴就労状況等申立書にがんによる症状、抗がん剤による副作用の詳細を記載するために、ご相談者様とのやりとりを行う時間を多めに使いました。)

請求の結果

障害厚生年金3級(遡りも3級)

こちらの事例について

ご相談を頂いた当時はフルタイム勤務をしていたこともあり、受給できない可能性も十分にあることをご本人様に伝えました。

しかしお話をしっかりと聞いてみると、その就労を維持するために家族や会社から多くの支援があること、がんや治療の副作用による不調や生活上の支障に対して相談者様本人が並々ならぬ努力や工夫をなさっていることが分かりました。

日々の不調とそれによる生活上の困りごと・それらに対する日々の努力や工夫、家族や会社からの支援について、ご本人様と一緒に事細かに書類にまとめ、ご本人様が診断書作成を依頼する際に医師にお渡し頂くことにしました。

これらの結果、支援などを考慮した内容で診断書をお作り頂くことが出来、今回の結果につながったと考えています。

時間をかけてしっかりとお話を聞くこと、それらを医師に伝えて診断書に反映して頂くことの大切さを改めて感じた事例です。

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運営者プロフィール

玉置 伸哉(社会保険労務士)

1982年生。八雲町生まれ旭川市育ちの生粋の道産子。

アルバイト時代の仲間が、就職した会社でパワハラ・セクハラ・給与未払いなどの仕打ちを受けた挙句に身体を壊したことをきっかけに社会保険労務士を目指す。

札幌市内の社会保険労務士事務所で7年間従事、うち6年間を障害年金の相談専門の職員として経験を積み2018年4月に退職。

2018年8月に社労士試験を受験(6回目)し、同年11月に合格。

2019年2月、札幌市中央区でTAMA社労士事務所を開業。

障害年金に特化した社会保険労務士として、障害年金請求のサポートを日々行っております。

北海道内全域を対応地域としておりますので、お気軽にご相談いただきましたらうれしいです。

また、就労支援事業所様等において「30分でざっくり覚える障害年金講座」「障害年金出張相談会」を積極的に行っています。

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